ナンセンス発想法ワークショップとは…「明和電機の発想プロセスを紙とペンで体験するワークショップ」。
A4サイズの紙とペンがあればだれでも体験できる「おかしな発想」。
発想の原点となる自分の中にある「世界の感じ方(フィーリング)」を発見してみましょう。
●対象
小学生以上 ※小学生は要保護者同伴
(東大阪文化創造館WEBサイトより引用)
このワークショップに参加するのは2回目。
えーと、前回は武蔵小山のアトリ工で…2012年!?
干支一回り以上やん。
13年を経て私の発想は進化しているのかどうか確認するべく、ぴろぴろ先生の庭・東大阪へ向かった。
近鉄特急で気合い入れて~。
八戸ノ里駅からすぐの東大阪文化創造館。
本棚に囲まれた階段を上がって2階へ。
ちょうど開場したとこ。
こういう場所では珍しく物販あり。
梅ツアー物販BOXが1つ分。
オタマトーンやロゴエンブレムに…ガチャ丸だ!
よーし、シークレット出すぞう~。
「シークレット入ってます!何回します?」
えーっと、1回で…。
商売上手なマネージャーOさん。
ほないくで!
うー…
マンゴー!
3つ目の。
残念…。
物販大繁盛でOさん大忙し。
邪魔にならんように退散。
席は好きなところに座っていい。
ファミリー参加やお子ちゃまだけ参加やこっそり潜んでいる濃ゆいファンなどお客さんいろいろ。
参加するお子ちゃまの付き添いの親御さんは後ろの席で見守る形式。
こっそり潜んで後ろの方からお子ちゃまたちのおもしろいの見せてもらおうかな。
社長登場。
「明和電機は電気屋ではないんです」という話からワークショップスタート。
東大阪市文化創造館でのナンセンス発想法ワークショップが始まりました!
まずはゴムベースで会場をあたためます☺️ pic.twitter.com/Rcv2Yd2RTE— 明和電機広報部 (@MaywadenkiStaff) August 23, 2025
もちろん、オタマトーンで「君をのせて」実演も。
「売ってますからね」とすかさず宣伝。
もちろん、SUSHI BEATも。
寿司げたから飛び出している黒いのはBluetoothかな。
会場の大きいスピーカーにつないで実演。
ん?やりなおし。寿司の並びがちがう!
(写真は並べなおした後)
寿司ゴー!(なかなかの音量で)
ゴムベースもめっちゃ響く!
と、明和電機が作ってるものをひと通り見せる。
よく聞かれるのが「どうやって思い付くんですか?」
社長の頭があれば君もオタマトーン200万本のヒットが出せる!
かも。
スライドにはいきなり魚器の写真がずらり。
説明するのがめんどくさいものばかり。
その中でピックアップしたのは、魚骨型電源用延長コード「魚コード」。
飛び出している骨を踏んだら血が出るし、めっちゃ邪魔。
アート作品の魚コードは頭がオスプラグ、尻尾がメスプラグ。
実際に売った量産品の魚コードは頭がメスプラグ、尻尾がオスプラグ。
壁のコンセントに差すと頭が飛び出すことになり危ない。
L字型に動かせるオスプラグを尻尾につけて、壁に添わせるようにした。
骨も踏んでも痛くないようにした。
使えるものとして売るのって大変…。
と、いうように、おかしな発想をやってみて社長の頭になって200万本のヒットを出そう!
2枚ある紙を1枚、縦2回横2回と折って
一番上にABCDと書こう。
書けました!
朝起きてから触ったものを縦B列に書いていく。
書けました!
私が触ったものは、スマホ・コップ・冷蔵庫・タオル・券売機・水。
次は、縦A列に「おかしな」と書く。
おかしなおかしなおかしなおしかなおしかな…
同じこと書いてるとゲシュタルト崩壊に…と邪魔してくる社長。
えーと、たぶん書けてる。
ここから頭を使う。
「A」+「B」の「おかしな○○○」を見て、頭の中に浮かんだものを「C」に書く。
このように。速攻で書くのが大事。制限時間2分!
えーと、えーと…。
・おかしなスマホ→じめじめする
・おかしなコップ→底がとれる
・おかしな冷蔵庫→走る
・おかしなタオル→燃える
・おかしな券売機→歩く
・おかしな水→消える
うーん…。たいしておかしくないなぁ…。
しょんぼり…。
書いた紙を縦半分に折って、「C」に書かれた2つの言葉だけを見て、頭の中に浮かぶイメージを「D」に書く。
このように。速攻で書くのが大事。これは制限時間3分!
ぐぬぬぬぬ…。がんばれ、私。
ひねり出したのは、
・じめじめする+底がとれる→下から取れるウエットティッシュ
・走る+燃える→自走するたいまつ
・歩く+消える→散歩に連れていくと消える勝手に帰るロボット
むむむ…。
8/23のはいストップ!#明和電機 pic.twitter.com/pfDZdhV3OC
— さばさし🌊 (@73el) August 23, 2025
オタマトーンでタイムアップを告げる社長。
どうですか?書けましたか?書けてない人~?
そっと手を挙げる、前の席の男の子。
社長がおもしろいこというたびに、ふふっと笑って、後ろの席にいるお母さんの方を見てた男の子。
お母さんといっしょに笑いたかったんかな…。
書けなかった人には必殺技を伝授する、と社長。
男の子は3つは書けなかったけど、1つだけ書けてた。
書けてる書けてる、大丈夫。と男の子の肩をポンとする社長。
ええなぁ。社長に肩ポンしてもろて。
いやいや、1つ書けててよかったなぁ。
いらんこと考えるこっそり潜んでいる濃ゆいファン。
書けなかった人なし。社長の必殺技、知りたかったなぁ。
もう1枚の紙に「D」で浮かんだイメージからひとつ選んで絵で描く。
このように。
うーん…。
「下から取れるウエットティッシュ」なんてもうありそうやし、ロボットなんて勝手に帰るやろうし…。
じゃあ、これか。
自走するたいまつ。
ナンセーンス!(言ったもんがち)
書けたら名前を書いといてください。
回収してスキャンしてみんなで見ます。
え、ぴろぴろさん、どっちの名前書くの!?
両方!?
じゃあ私も…、いや、やっぱり苗字にしとこ。
社長がスキャンしてる間は休憩に。
マネージャーOさんは社長サポートへ。
物販コーナーにお客さん集まってきた。
「今買えるんですか?」とサポートに入っていた会場の職員さんが聞かれていたけど、「今はちょっと…」と。
端末さわってよかったら物販しましょうか…。
と、席がOさんに近かったら言うところなんやけど。
腕章持って行っとけばよかったかな。
休憩タイム終了で発表タイムへ。
スキャンした絵をスクリーンに映して、「これはなんの絵ですか?」と社長に聞かれて答えるシステム。
社長が補足したり感想言ったり。
マイク渡されてもしゃべれない子や、前に出てしゃべる子、いろいろ。
おもしろかったのは、
・おじぎするサイコロ(子ども)
・絵の具が飛び出る時間が分からない時計(子ども)
・対話型漬物石(大人)
・スライムの猿ぐつわ(大人)
・マヨネーズが入ってるアイス(大人)→子どもに大ウケ
・散歩するくつ下(子ども)→連れてる犬もくつ下
・動くトイレ(大人)→キャタピラーの絵がうまかった
・踊るおかか(子ども)
・踊るテレビ(子ども)
・カバのための鳥(子ども)→めっちゃ足が太くて確かにカバのためだった
・カツラでできてる湯飲み(子ども)
私のあれに対する社長の感想は、その前に出てきた「人間の形をしたライター」に「放火系ですね」に次ぐ、「これも放火系ですね」だった。
一応、神事で活躍する予定やったんやけどなぁ。
それにしても、「動くトイレ」の動かし方がキャタピラーっていうのに感動したなぁ。
私のも動く系やったけど、たよりないタイヤ2つやもんなぁ。
っていうか、参加されてた大人、みんな絵がうまかった。
全員の発表が終わり、社長の総括。
こんなことが思いつけるように、人間の頭はおもしろいことを考えられるようになっている。
それを使っていないだけ。
使わないと決めちゃってる。
みんなおもしろいものを持ってるけど、出せていないだけ。
なるほどー。
なにを「おもしろい」と思うかは人それぞれだけど、おもしろいこと考えた方が楽しい。
和田ラヂヲ先生も「おもしろいこと考えてたら悪いようにはならない」って言うてたしな。
ここで新技術導入。
「おかしな発想」をAIでやってみる。
インパクトある「おじぎするサイコロ」を描いた男の子・Kくんの「おかしな発想」をAIでやってみる。
chatGPTに「おじぎする と サイコロ からおもいつく おかしなものを10個考えてください」
と入力。
「はい、考えてみました。おじぎとサイコロを組み合わせると、ちょっとナンセンスでおもしろいアイデアが広がりますね」と。
社長が普段使ってるchatGPTだから「ナンセンス」って言葉がすぐ出てきたのかな。
はっ!もしかして君は「クリエイティブ・パルス・ラジオ」のパーソナリティ「カロリーナ由衣」なのか!?
【明和電機のUMEラジオ】
番外編「J-WAVEごっこをAIとやってみた」
なんだか最近、ChatGPTのしゃべり方が、J-WAVEのパーソナリティっぽいので、架空のラジオ番組ごっこをやってみたら、爆笑だった。
番組名は「クリエイティブ・パルス・ラジオ」。
パーソナリティは「カロリーナ由衣」さんです。…— 明和電機 (@MaywaDenki) July 21, 2025
それは置いといて。
・おじぎサイコロ
・おじぎロシアンルーレット
・サラリーマンサイコロ
・おじぎ占いサイコロ
・おじぎダイスゲーム
・サイコロおじぎマシーン
・土下座サイコロ
・おじぎ将棋サイコロ
・おじぎボードゲーム
・礼儀作法サイコロ
アイデアは出るけど、そんなにおかしなものはない気がする。
おじぎボードゲームはちょっと気になるけど。
ではAIが描く「おじぎサイコロ」はどんなのか。
立方体のはずのサイコロが90度に体を曲げている、Kくんのインパクトある「おじぎするサイコロ」を超えられるのか!?
絵は時間がかかる。
♪なにが出るかなっなにが出るかなっ
って歌う子どもがちらほら。
え、なんで、その歌、知ってるの!?
令和に小堺さんもびっくりやで。
それは置いといて。
どんなのが出てくるかな~。
・
・
・
・
・
・
Kくんの勝ち!満場一致!
なぜかうれしい大人。
このように、AIは思いつくことはできる。
日々学習しているから、人間と同じことを思い付く。
思いついたそれをやることが大事。
人間は書いてみる、作ってみる。
人間ががんばるのはそこ。
なるほど~。
書いてみる、作ってみる。
その辺は、濃ゆい明和ファンはやってる人が多いと思う。
大きいお友だちも小さいお友だちも。
社長のファン教育の賜物。かな。
ワークショップ終了後はサイン会へ。
社長がいない隙に、スクリーン横の社長デスクを激写。
あ、出てこなかったけど、しめ鯖が!
寿司ゲタにはいかついカバー。
こんなところ見ちゃう、潜んでいた濃ゆいファン。
サインはぴろぴろさんのUMEツア−2025協賛記念ツアーTシャツにしてもらおう。
社長、ここにガッといっちゃってください!
ガッと、ね。
はい、できましたよ。
やったー!これで無敵の完全版UMEツア−2025協賛記念ツアーTシャツになりました!
ぴろぴろさん、撮影ありがとう!
あ、社長、白ペンは返してくださいね。
いそいそとTシャツをたたんでると、
「さばさしさん、Wplaceやってる?地図にドット絵書くの」と社長が。
あー、あれ、Wplaceっていうのか…。
やってないです…。あんな緻密なドット絵書けません…。
ドット絵と言えば、と思ってもらえてたのは光栄なこと。
やってみる?もう乗り遅れてる?どうしようかな。
サイン会が終わるのを見届けて、私たちも退出。
ありがとうございました。
1階に下りて、入り口横の館内カフェで打ち上げ。
頭つこたね~。糖分、糖分。
さっきの子どもたち、おもしろかったね~。
はっ!あのラパンは今どうしてるのか聞こうと思ってたのに忘れてた。
物販の片付け、手伝いましょうか?と慣れた感じで声かければよかったなぁ。
正道村並みに忙しそうな、ピニャータ繁忙期のぴろぴろ村の近況を聞いたり。
カフェから見える2階の渡り廊下を、明和電機御一行様が通っていく。
お疲れさまでした~!と手を振る潜んでいた濃ゆいファンに、優雅に手を振り返してくれるマネージャーOさん。
優雅や。あれはディズニーのプリンセスの振り方や。
窓を上の方から拭くように。と、解説してくれるぴろぴろさん。
それ教わっても、私、披露するとこないで。
ある!あるから!
ほら、きた!
1階に下りてきて、職員の皆さまと挨拶して出ていこうとする社長とマネージャーOさんに「お疲れさまでした~!」とさっき教わった通りに優雅に手を振ってみる。
振り返してくれた!わーい!
披露するとこ、すぐあった。ありがとう、ぴろぴろさん。
最寄りの八戸ノ里駅まで3種のマンホールを確認。
真ん中のは「ひ」が5つ集まって花になってるんやって。へー。
東大阪の風に吹かれて颯爽と去っていくぴろぴろさんを見送って。
乗換駅の大和西大寺エキナカでひとり打ち上げ。
頭使うとエネルギーが…いるよねぇ…ねぇ…。
そうだ!
私も聞いてみよう。ダンナが普段使ってるchatGPTに。
走る と 燃える からおもいつく おかしなものを10個考えてください
・炎のマラソン靴
・燃えるスイカ割り
・炎上する自転車
・走り回る焼き芋
・燃えるカップラーメンマラソン
・火の玉リレー
・走るバーベキューセット
・炎の猫じゃらし
・走るキャンプファイヤー
・燃えるトーストレース
や、やるやないか…。
「走るキャンプファイヤー」が私のあれに近いかな。
では…
どきどき・・・
ははぁ。なるほど。アメリカンな松明。
ほんなら、これどう?
良くも悪くも学習してるから引きずってるなぁ。
まぁ、そういうならお願いします。
どきどき・・・
まぁ、そういう指示やしな。
あっ!あこがれのキャタピラーにしてみて~!
どきどき・・・
ですよね。
ありがとうございました。
[゜)++++++++++++++++++++++<=