2014/05/07 京都国際映画祭プレイベント石橋義正×明和電機×ヤノベケンジトークショーin ART COMPLEX 1928

明和イベントは毎回遠出しているが、今回はうちから1時間もかからないところ。
楽やわ~。
会場のART COMPLEX 1928が入っている1928ビル、窓が星になってるで。

席は自由席。
ちょっと早め、といっても20分ぐらい早かっただけやけど、お客さんはまだそんなにいなかったんで、好きな所に座れた。
すり鉢の劇場で、真ん中に通路があって、座席は左右に分かれている。
一番前は近すぎるんで、二列目の真ん中の通路すぐ横に席確保。
久々にひとりで来たし、ちょっぴり心細かったので、信道さんバッグとサバオちゃんバッチを連れてきた。これで大丈夫。

ほんとに知ってる人いないかきょろきょろしてたら、おった。
元職場の某放送局の大御所女子アナウンサーが。
ぎゃー。こわいー。(勤めてる時に騒いでいて「うるさい!」と怒られたことがある)
たぶん覚えられてないので、その周りに知ってる人がいないかチラ見してみたけど、いなかった。
もうそっち見んとこ。

イベントMCは「ええ声~」でおなじみの、おかけんた氏。
けんた氏の呼び込みで、ヤノベさん、社長、石橋監督の順番で、座席後方から真ん中通路を通って登場。
ヤノベさんと社長が早くも微妙な空気を出している。それをそっと見守る石橋監督。
ART COMPLEX 1928で今やっている『ギア -GEAR-』っていうお芝居のセットをそのまま使ってて、工房持ちのヤノベさんや社長にぴったりだし、石橋監督の事務所が以前ここにあったそうで縁があるところなんで、この会場を選んだらしい。けんたが。

詳しいイベントレポは、「よしもとニュースセンター」で上がっているのでこちらをどうぞ。
http://yoshimotonews.laff.jp/news/2014/05/post-a418.html
(また手抜きレポですみません。)

流れとしては、
・ヤノベさん、明和電機、石橋監督のそれぞれの紹介と近況報告コーナー
・おかけんたの提案

ヤノベさんがとにかくやりたい放題!
持ち時間がひとり10分だったみたいだが、しょっぱなのヤノベさんが20分ぐらい使って、最後の石橋監督にまわって来た時には、近況報告コーナーがあと2分しかなかった。
けんた氏が「なんとかしますから!大丈夫ですから!」と、引こうとする石橋監督を説得。
最後は時間押さなかったし、これぐらいたっぷり見せてもらえてよかった。

ヤノベさんのいろんな動画が流れる中、先日の事業報告ショーでも流れた、ヤノベさんが乗っている二足歩行ロボが魚コードを踏みつぶそうとするあの動画も。
あの動画に出てくる、目を隠すトらやん、かわいいなあ。あれ、もっかい見たいなぁ。
ビートたけしとの共作「ANGER from the Bottom」を取り上げたニュース動画で、ビートたけしがヤノベさんのことを「ヤノベ先生」と言ったところで「ここを見せたかった」と動画をぶちっと切ったり。
池乃めだかがトらやんになった「吉本新喜劇×ヤノベケンジ」のことを、けんた氏が「ヤノベ新喜劇」と呼ぶのをちょっといやがったり。
ヤノベさんは、新喜劇メンバーがなかなかセリフを覚えず、直前になっても台本持ったまま稽古してるのがびっくりして心配だったそうで。
けんた氏に言わせると、「新喜劇ってそんなもん。最終日に完成する。」そうで。
「ヤノベ新喜劇」公演中は毎日、ヤノベさんのお父さんが来てたとか。けんた氏にそれをばらされて「いつまでもお父さんに心配かけてる子どもみたいじゃないですか!」と。ちょっと恥ずかしかったみたいで。
まぁー、ようしゃべりました。

明和電機は、ブランカ・リーさんの「ROBOT!」、20周年ライブ、金沢のナンセンスマシーンズ展の話など。DECAPの話が出なかったのが残念。
「明和電機のヤックウィ~ン」の動画を流したところ、なぜか映像と音がずれてて途中でぶちっと。ミラーボールのとこまでいかなかった。
オタマトーンが12万本売れた話で
社長「僕に入ってくるのは**円で…」
ヤノベさん「ということは**×12万…」
けんた氏「だれか計算してー!」
というやりとりもあり。
後はキャラ模索中の「ヒゲはかせとロボット」の「ヒゲはかせ」のヅラとひげがオレンジになっていてびっくりした。
「このキャラ、いけると思います?」と、けんた氏に尋ねたら
「みなさんに聞いてみましょう。いけると思う方、拍手~!」
シーン…。
若干の微妙な間があったけど、拍手したら「大丈夫です!こんだけ拍手してもらいましたから!」と、けんた氏。7月までにはなんとかなるのかな。

石橋監督のことはよく知らなかったんだけど、京都で活動されてるそうで。
昔、社長がサバオで「オー!マイキー」に出たとき、収録したのはこの会場だったそうで。
東京でやったマイキーズカフェは4時間待ちが出たとか、頭にヘリウムガスが入ってる風船をつけてコンテンポラリーダンスを踊る演出で、ダンサーが転がる振付のときにあごを割ったとか。
なにかの演出で「天城越え」を歌わせたとか、ミラーボールがたくさん出てくる舞台映像が出てきたりして、取り上げる素材が明和電機と通じてるなぁ、と思った。
あ、あと、「レーザービームや人に映像を映してダンスするのは、Perfumeより先にやっていた」とおっしゃっていたよ。

そして、ここからが本題らしい。
実は今回のトークショーは、10月に行われる「京都国際映画祭・映画もアートもその他も全部」で何かやってほしい、とお願いするイベントだったらしい。
社長のわざとらしい「え、え~!」のリアクション。
ヤノベさんは「自分のこれまでの生き方が映画みたいなものだから、わざわざ映画作る気にはなれない」と言いつつ、「ウルトラファクトリーが明和電機に乗っ取られて…」と物語がはじまり、どんな感じになるかヤノベさんと社長が上着交換。さらにヤノベさんと石橋監督が上着交換。
石橋監督はそんな2人をそっと見守り、たまに笑うんで、「僕、レツゴー3匹の長作みたいですやん」。
背の高さといい、ひげの生え具合と言い、長作そのものだ!

で、「それぞれ別々でやるのもいいけど、せっかくなんで3人でコラボするのがいい!ねぇ、お客さんもそう思うでしょ!」と、けんた氏の提案。
わ~っと拍手。けんた氏、やたら拍手させるなぁ。
そんな流れに持っていこうとしてるのに、ヤノベさんは「そもそも映画なんて撮ったことないし、自分の人生が映画みたいなもんだから…」とごねたり、「ウルトラファクトリーを乗っ取られ、俺は放浪の旅へ。でも社長は巨大なものを作ったことがないから手こずっている間に周りのみんなの気持ちが離れ、気が付いたら一人ぼっちに。夜ひとりで作業している時に上から部品が落ちてきて、危ない!ってところにサッと黒い影が助けに入る。その影は俺!」と物語が続いてたり。
「巨大なジャイアント・オタマトーンを京都の街中を歩かせて火を吹かせたい」とか、いろんなこと言ってた。
制作は京都ですることになるんで、社長が京都に来るって!ただ、泊るところがないと言うので、けんた氏が「どなたか泊めてあげてください」とお客さんに呼びかけ。
社長も「6畳あれば充分なんで…朝ごはんは卵かけご飯で…」と呼びかけるも、会場はシーン…。うちがもっと広ければ!
さらに、石橋監督が10月は映画祭で海外に行くのでいないことがこの時点で発覚。「ついさっき決まりました」と。
いきなり波乱。
「どんな作品になるのか、お楽しみに~!」と、けんた氏が締めてトークイベント終了。

ほんとにどんなものが出来上がるのかしら。京都で火、吹いてほしいなぁ。
楽しみやわ~。

イベント終わってすぐ家路について、40分ほどで帰宅。
楽やわ~。

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