2012/09/22 明和電機楽器体験フェアvol.1in明和電機アトリ工

今回のイベントは、“「パチモク」「コイビート」「タラッター」など、
これまで明和電機しか触れなかったナンセンス楽器たちが演奏し放題!!
今回は1993年から1996年までの初期名作楽器たちが体験できます。
またライブにまつわる社長のトークショーも開催。みなさま感電&感動を覚悟でご来場ください!”
というもの。本物ですよ、本物。

イベント前に、武蔵小山のパンケーキやさんで
ピナクルちゃんと更紗ちゃんとクリヤマさんと合流。
久々の再会、クリヤマさんはやっと顔と名前が一致したにもかかわらず、
会って第一声「暑っ」。
店内パンケーキ焼いてるにも関わらず空調なし。節電?

お腹を満たしてアトリ工へ。
今回は電協(ファンクラブ)イベントだったので、入り口で電協組合員証チェックがあった。
二つ折りカードの内側に名前を書く欄があるけど書いてなかったので
「次回までに書いておいてください」と言われた。
へーい。って次回はいつなんだ。

アトリ工入ったら、高知のまぴぃさんと金沢の小野達海さんが
もう席についてたので、あほみたいに手を振り合った。あほみたいに。
ファンクラブ限定イベントなだけあって、人数は40人ぐらい。
時間になっても全員集まらず、「もうやっちゃおうか」っていつの間にか開始。

明和電機誕生秘話からイベント始まり。
社長が筑波大学時代に作ったのが、指パッチン木魚のパチモク。
最初は木魚は壁に掛けられていて、その前で指パッチンして演奏。
教授達の前でデモンストレーションする卒業制作で、クスリともしなかったが無事に卒業。

その後、ソニーミュージック主催のAAAというオーディションをうけることに。
正道兄ちゃんと筑波大学の工房で制作活動。
パチモクを改良して背負えるようにして動きを出した。
兄ちゃんはギター2本を背負って手元のコントローラーで演奏する「カタコト」(肩に乗った琴)を作っていた。
指パッチンでポール牧、ギターで牧伸二なので「ダブル牧」で行こうということだった。
2・3日徹夜が続いてオーディションの前日、できたカタコトのスイッチを入れるとボンっという音とともに壊れてしまった。
外に停めてある車で寝てくる、と兄ちゃんが出てってしまい、のんちゅんひとりで代わりのものを考えたけど思いつかない。
もうパチモクだけで行こう、と兄ちゃんに相談しに車へ。
台風の影響で外は大雨と雷。

信「兄ちゃん…」
雷「ガラガラビシャーン」
正「ハリセン…」

ギターを差す予定だったところにハリセンを差し込み、審査員をしばく、と言い出した。
そうか、ハリセンか、それしかないか、と大学内の画材やさんにケント紙を買いに行きハリセン制作。
大雨の影響でオーディション会場への到着がが遅れてしまい、順番を一番最後にしてもらった。
自分たちの前にやった人が、ブラウン管のテレビに自分が演奏している様子を映し出して最後にハンマーを取り出してテレビを叩いてぶっ壊す、というデモンストレーションをやったところ、審査員がざわつき審議になり「危険な行為」と見なされ失格になってしまった。
自分はこれから審査員をハリセンでしばこうとしている。
大丈夫だろうか兄ちゃん…と兄ちゃんを見ると「やる」と。
目的がオーディション優勝ではなく、審査員をしばくことになっている。
もうやるしかない。

まずパチモク演奏。
審査員から「おぉ~!」と感嘆の声があがる。
調子よく演奏していたが、スイッチが壊れて動かなくなってしまった。
そのタイミングで「静かにしろ!」とのんちゅんが言うと兄ちゃんが背中のハリセンを取り出し審査員をバシバシしばく。
その後Winkの「淋しい熱帯魚」を二人で歌って踊って、デモ終了。
審議の結果、みごと優勝。
そして明和電機誕生。
「ダブル牧」にならなくてよかった。

そして、注意条項もろもろ聞いて、実際に演奏。
社服にお着替え。
ネクタイはダンナのを借りてきたけど結べなかったので、
小野さんに結んでもらった。
ええ嫁…。

<パチモク>
パチモクは上から吊されていて、背負うと操られてるかのよう。
社長のデモをこれまで何回も見てるのに、いざ背負うと「あれ、どんなんだっけ?」と分からなくなる。
何人か挑戦して次私の番ってとこで見かねた社長がお手本披露。


工員さんに手伝ってもらって装着。


目線は上のほうに。


そして、こうよ。

そうそう、これだ。って、お手本の次に私か!めっちゃプレッシャー…。
背負ってみて初めて気づいたけど、指先のスイッチはほんとに指パッチンするんじゃなくて、「パッチーナ」そのもので指を曲げて金属の板を
パッキンしてON・OFFしてたのね。
10数年越しでやっとパッチーナのことを理解した。
で、いざポクポク。
動くとウィングがばいんばいんして体を持ってかれる。


これが限界…。

社長、こんなバランス取りにくいの背負って踊ってたのか。
すごいなぁ。尊敬する。

<ギターラ>
ギターラは、オプションで経理のヲノさんの黒い腕抜きと
バリバリバージョンのもみあげ長めのアフロズラがついてる。
スタッフ女子から「ヲノさんグッズどうしますか?」って
装着するに決まってるじゃない!

ヲノさんといえば「フォウ!」。(ライブビデオやDVDでご確認ください)
まぴぃさんとどっちが上手にフォウ!できるか競ってみた。
思い切ってやってみるけど足が上がらない。
カメラを構える仲間達に向かってポーズ。


は、はずかしい…。
ヲノさん、こんなはずかしいことしてたのか。尊敬する。

<ボイスビブラーター>
ボイスビブラーターは想像以上の振動で、胃にきた…。
それでも「ウィ~ア~ザ~チャ~ンピオ~ン」と歌わずにはいられない。


視線は上に。
まぴぃさんと小野さんの社服2人がボイスビブラーターなしでも
普通に歌うまかったのが面白かった。

<コイビート>
そして、念願のコイビート!
あなたに会いに遠路はるばる来たのだよ!

斜めがけにストラップを肩に書けると、ずしっ。
なんで明和製品はこんなに重いのか。
そして思ってたよりもでかい、長い。
ナショナルスイッチでリズムパターンを打ち込み(適当に)、
ターンテーブルを回そうとしたが手が届かない。
兄ちゃんもユーリくんもキムラさんも手が長いのかな。
もうこうなったら、写真が撮れればいい。


満足…。

<タラッター>
触るところを間違えると感電する、と説明があり。こわいこわい。
パチモク同様、デモをこれまで何回も見てるのに、いざやってみるとうまくできない。
これも社長のお手本デモがあって、それを見てから順番が回ってきた。


タラッターをつけてもらって、


オ・レ!

イメトレOK。いざ台の上に上がると、かなり高い。
そして靴はでかくて重い。
いやいや、こんなところで折れてはいけない。せっかく京都から来たのだから。
と、意気込んでたたき出して途中まで調子よかったけど、指が動かない…。
むずかしいなぁ。


腕、反対やん…。


片足上げのポーズも、靴が重くて足が上がらんかった。
やっぱりすごいなぁ、社長…。

イベントの楽しい様子を、来れなかったお友達にも伝えたい!
顔出しOKとのことだったフクタケさんを「フクタケチャンス!」と言いながらみんなで撮影しまくり、ツイッターにUP。


ハッシュタグ「#フクタケ」までできてしまう始末。
今更ですが、悪乗りしてすみませんでした。

合間に社歌の正しい振り付け講座があった。

ポイントは、
・イントロの指差しは、まず胸をたたいてびしっと
・くるっとまわして再度指差しは、未来に向かって
・こぶし振りは、棒を握っている感じで
・Bメロ「そら~いろのかぜが~」の時は笑顔で
・サビ「や~りにげ~」のこぶし振り、腰を振っていいのは社長だけ
・サビ終わりあたり「で~ん~き~」の「ん~」は手のひらを広げて頭の上へ、
「き~」ではばたくように腕をおろす
・最後はじゃんけん

電協員がライブでは率先してやるように、とのこと。
はーい。


社歌

社長によるコイビート・ギターラの演奏があったり、質疑応答、今後の展開、新製品の説明(ここだけ撮影NG)、アトリ工近くに3500人収容のホールができるのでイベントがやりやすくなる、ファンも器用だ、などなどの話も盛りだくさん。


超レア!コイビート社長


超レア!ギターラ社長


超レア!ゴムベース社長

今回も楽しいイベントでした。
次回は武田丸などドライブド・ライブ(1998)までの楽器を触らせてくれるそうな。
できれば、タラッターとパチモクをリベンジしたい!

イベント後、お友達みんなでジョナサンで打ち上げ。
「20周年で欲しいグッズは?」という話題からなぜか
「力持ちになりたい」
「いや、怪力が欲しい」
「怪力よりもどこでもドアのほうがいい」とかだいぶ脱線したが、
具体的な案は「信道変身セット(天パのズラとメガネのセット)」ぐらいしか出なかったという…。
イベント3時間ほどで、打ち上げ4時間って、どないなってるんだ…。


武蔵小山の商店街にある人形焼やさんの看板は、夜見るとこわい。

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